Cubby + DBFluteでサクサクWebアプリケーション構築

JavaでWebアプリケーションをサクサク開発するための組み合わせ

Javaを使ったWebアプリケーションをサクサク開発するには、今のところ、この組み合わせが自分の中でベストかな〜と思う。

Seasar2(DI) + Cubby(WebFramework) + S2Dao(O/RMap) + DBFlute(S2Dao support)

さてさて、この組み合わせを使ったWebアプリケーションプロジェクトを最初から準備すると、途方もなくタイヘンだし、変なところでハマったりしてしまいます。

しか〜し! CubbyDBFluteには小難しい設定にアタマを使わなくていいように、ある程度の自動化の仕組みが備わっており、アプリケーションのプロジェクト作成手順は以下の3ステップでOK。

1.環境設定
2.プロジェクト作成
3.DBFlute設定

実際、環境設定に関しては初回だけでいいので、プロジェクト作成に関しては「2」と「3」の2ステップで済んじゃいます。(約5分〜10分)

1.環境設定

1-1. WTPをインストール

http://www.eclipse.orgからダウンロード&インスコしましょう。

1-2. EMahaをインストール

Eclipseのメニューにて「ヘルプ」-「ソフトウェア更新」-「検索とインストール」から以下サイトを登録。
http://eclipse.seasar.org/updates/3.3/
更新画面で「EMecha」を選択し、実行。
DBアクセスを定番化しよう DBFlute入門参照。

1-3. Mavenをインストール

http://maven.apache.orgからダウンロード&インスコしましょう。

1.4. Tomcatサーバの設定

http://tomcat.apache.orgからダウンロード&インスコしましょう。

2.プロジェクト作成

以下の手順でプロジェクトを作成し、Eclipseにインポートします。
詳しくは2分間チュートリアル Cubby参照。

2-1. mavenarchetypeでプロジェクト雛形生成
2-2. mavenWTP変換
2-3. プロジェクトインポート

3.DBFlute設定

細かいところはDBアクセスを定番化しよう DBFlute入門を参照。

3-1. EMechaDBFluteクライアント作成
3-2. DBFluteにてテーブルスキーマ作成
3-3. DBFluteにてクラスを自動生成
3-5. jdbc.diconの設定変更
3-6. app.diconの設定

dbflute.diconファイルと、jdbc.diconをインクルードします。

app.dicon
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE components PUBLIC "-//SEASAR//DTD S2Container 2.4//EN"
  "http://www.seasar.org/dtd/components24.dtd">
<components>
  <include path="convention.dicon"/>
  <include path="aop.dicon"/>
  <include path="routing.dicon"/>
  <include path="cubby.dicon"/>
  <include path="j2ee.dicon"/>
  <!--s2jdbc.diconインクルード文は削除
  <include path="s2jdbc.dicon"/>
  -->
  <!-- 以下の一行を追加 -->
  <include path="dbflute.dicon"/>
  <include path="app-cubby.dicon"/>
</components>

これで一通り完了〜。おつかれさまです。

あ、あとひとつ忘れてたのが、、、EclipseWTPを使っている場合、APサーバを動作させると、Eclpseがソース変更のたびにpublishingなんてことをしてしまうので、自動publishingさせない設定をすることを忘れないように。これをしないとHotDeployの恩恵をフルに受けられないです。
WTPで毎回ワーキングフォルダをPublishingしにいってほしくない設定を参照。